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がんばればがんばるほどうまく行かない二代目社長の苦しい人間関係。この状態を好転させるには?

2代目社長、3代目社長と跡を継ぐ社長の中には社員との人間関係が問題で業績を落としてしまうという問題を抱えている企業もあります。

ワンマンで、決断力も優れていた先代が引退して二代目として会社を引き継ぎました。

先代の時よりも会社を大きくしていきたい!という思いを持って社長業を始めたものの、先代からの古参の幹部との価値観の違いが大きく、ぶつかってしまうことが増えてしまった。

会社の人間の多くは先代からの社員も多く、新しい社長である自分の価値観を受け入れてもらえない。

時代に合った会社組織にして、社員ももっと効率よく働き本業にさらに力を入れてほしい!と考えているのに、先代の古いやり方を変えようとしない。

そのような価値観のぶつかりから、時には幹部や社員にもキツく当たってしまうこともあり、溝がドンドン深くなってしまう。

会社には誰も自分のことをわかってくれる人がいない。

先代に相談しても、もうお前が社長なのだから、お前が思うようにやればいい!と言われるだけ。

誰も自分の味方が会社に居ないと思うと逃げ出しくなる。

このまま自分は、先代がやってきたことに従って、改革などはしないままの方がいいのだろうか?

この苦しい状態から抜け出して、父の会社を継続するにはどうすればよいのか?

二代目社長の多くが抱く社員との人間関係。
この苦しみから解放されるためには、どうすればよいのか解説したいと思います。

二代目社長が苦しむ人間関係の元はどこにあるのか?

二代目社長が苦しむ人間関係の元は、先代社長と社員たちの関係性にあります。

先代社長であるお父様は、創業者ならではの先見性と強いリーダーシップで、社員たちを引っ張るワンマン社長。

そんなワンマン社長は、これまでの経験と勘から一人で考え、一人で決断し、社員へ的確な指示を出しています。

そして、社員たちは、社長の言うとおりに早く正確に行動してきました。

なぜならば、それがワンマン社長の成功の法則だからです。

優秀なワンマン社長の元で社員たちは、考えることよりも言われたことを早く正確にこなせる人に育て上げられたのです。

社員側から社長を見てみましょう

社員が身を置く世界から社長を見てみましょう。

社員にとってワンマン社長は、無理を言うけど長年の経験と勘から、要所を押さえ的確な指示を出し、会社の存続を果たしている。
「ワンマン社長はいつも無茶を言う」と文句を言いながらも、心の底ではワンマン社長の先見性を感じています。
社長の言うとおりにやっていれば、会社は安泰。
自分の身も安泰だと思っているのです。

だから、社員たちは、ワンマン社長の指示を待っています。

こうして社員たちは、ワンマン社長の指示に従うだけでよいので、会社の外を見る必要がなく、自分で考えることもないのです。

二代目社長が見ている世界

二代目社長は、「父親であるワンマン社長が、一人で会社を引っ張るだけでは立ち行かない」と時代の変化を感じていますよね。

それだけに、「今のままではダメだ。社員たちはなぜ何もしないんだ。なんとかしなければ・・・」と危機感がありますよね。

この危機感は、二代目社長が時代や会社を取り巻く社会を見ているから湧いてくるものです。

このように二代目社長は時代や社会を見ていて、社員はワンマン社長と社内を見ている。まったく違うものを見て、話をしてもうまく会話できないのは当然のこと。
人間関係がうまく行かないのは当り前なのです。

まずは社員の目を社外に向けることが必要

社内しか見ていない社員たちに、いきなり二代目社長と同じように「時代や会社を取り巻く社会を見て考えろ」と言っても、無理です。
これまでワンマン社長の指示待ちしかしてこなかった人たちは「俺たちに考えろだって!どうせ二代目社長だから、無能なんだ。自分で考えられないから俺たちに考えろって言ってるんだ」と思われるだけです。

そんな社員たちには、時代や社会は大きすぎます。

まずは、社員にとって身近で小さな社会を見ることから始めましょう。

それは、お客様です。

お客様(消費者)が本当に望んでいるのは何か?
我社の製品や商品・サービスによって、お客様にどうなってもらいたいのか?を考えることから始めるのです。

その理由は2つです。

1. 社員も自分自身が消費者なので、想像がしやすい
2. お客様(消費者)が何を望んでいるのかを考えることは、仕事に必要な視点なので受け入れやすい

からです。

こうして社員の目を社内から少しずつ社外に向けます。
すると社員は、自分はお客様のどのような役に立つ製品や商品・サービスを提供しているのか?と考え始めます。
これを突き詰めて考えると、社員にとって自分の仕事の目的(遣り甲斐)に辿り着くことができます。

ここまで辿り着くと、社員たちは社長に言われたからやるのではなく、自分の仕事の目的を果たすために主体的に行動するようになります。

そして、この突き詰めるプロセスを二代目社長と一緒に行うことで、同じ目的を共有することができ、二代目社長の言っていることを社員が理解します。

こうして、二代目社長が今悩んでいる社員との人間関係の問題は、いつしか無くなるのです。

さぁ、社員との人間関係に悩んでいる二代目社長は、まずは社員の目を社外に向けましょう。そして、社員と共に、社員にとって身近で小さな社会であるお客様を見ることを始めてください。これをすることで、二代目社長の言っていることを社員が理解し、いつしか人間関係の問題から解放されます。

二代目社長お一人で社員と共に、身近で小さな社会であるお客様を見るのは不安だという方は、社長と社員が共にお客様を見て会社の価値観をつくるプログラム、クレド・ベーシックコンサルティングがあります。気になる方はこちらからお問い合わせください

まとめ

1.二代目社長が抱える社員との人間関係の問題の元は、これまでのワンマン社長と社員との関係性から生じている
2.二代目社長と社員は見ている世界が違うため話が合わなくて当たり前
3.二代目社長が抱える社員との人間関係の問題は、社員の目を社外に向けることで解決する

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